ウッドロングECO 種類と価格表
(送料別の値段となっております。)
コード |
内容 |
標準小売価格 |
塗布可能面積 |
1平米塗布する際の参考単価(樹種や樹脂の含有量等により多少変わります) |
N1D |
20g/3.8リッター用 |
4,200円
(税別)
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14㎡--18㎡ |
約263円/㎡
(税別)
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N5D |
100g/18.9リッター用 |
18,200円
(税別)
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70㎡--90㎡ |
約228円/㎡
(税別)
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直近の耐候促進テストの結果では、白色腐朽菌に対しては、JISK1571規格同等(質量減失3%以下)。褐色腐朽菌に対しては約30%の質量減失を伴う無塗布の木材に対比して約2.2倍の効果(除溶脱過程)結果となっております。
又、他社試験では、ありますが、強制腐朽槽試験にて、腐朽が認められた事例があります。
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ご参考
地域別木材劣化危険度表
南北に長い日本では、地域により木材の腐りやすさが違ってきます。
下の表で、保護塗料で良いのか、防腐剤が必要かなどのご参考にしてして下さい。
相対劣化危険度 |
地域
(5=極大、4=大、3=中、2=小、1=極小) |
5 |
沖縄地方、九州地方中南部 |
4 |
九州地方北部、中国東南部、四国地方、近畿中南部、中部東海東南部、関東東南部 |
3 |
中国地方北西部、近畿北部、北陸南部、関東北部 |
2 |
中部山岳地方、信越南部、東北地方、北海道南部 |
1 |
北海道(南部を除く) |
*褐色腐朽菌と白色腐朽菌
木材腐朽菌の多くは、担子菌きのこ類で、空気中の胞子が材表面に活着し、10ミクロン程度の肉眼では見えない、菌糸となり木材の細胞壁孔などから、内部へ侵入し、材内部から腐朽させていきます。スギ、ヒノキ、マツ類、モミ類等の針葉樹を主に腐朽させる褐色腐朽菌が、日本には約70種類ほどあり、椎茸やえのき茸等なじみのある白色腐朽菌は、主に広葉樹をすみかとして、600種類以上あります。
*腐りにくい木材とは
木材を選ぶ際に、よく言われるのが、強い材と弱い材があり、値段が随分違うので、選択が難しいことです。但しこれは、赤身の心材の部分にある、フラボノイドや、テルペン等の抽出物質の働きによるものですので、白身の辺材部分を使う場合は、腐朽菌にとって、糖類やデンプン、アミノ酸等の栄養がたっぷり存在していますのでほとんど差は出てこないと言われています。ご参考に、下記に心材部分の各樹種の強さを挙げておきます。
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耐腐朽性能が極大のもの(心材部)― レッドウッド、イピール等
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耐腐朽性能が大のもの(心材部)― ベイスギ、ベイヒ、ヒノキ、ボンゴシ、イペ、ユーカリ、パラウ、ヒバ、ケヤキ、クリ等
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耐腐朽性能が中のもの(心材部)― カラマツ、杉、ベイマツ、ケンバス、イチイ、シラカシ、ナラ、カヤ、クサマキ、カツラ等
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耐腐朽性能が小のもの(心材部)― ベイツガ、モミ、アカマツ等 |
耐腐朽性能が極小のもの(心材部)― エゾマツ、スプルス、ブナ等 |
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