私達が日本への輸入を始めた理由
地球温暖化の防止に「木」の果たす役割は大変大きなものです。平均的な家一件分の木材に、約5トンもの炭素量が固定されていると言われております。その貴重な木を少しでも長く、又再利用できるようにすることは、次の子供達に引き継がねばならない地球の環境にとって、とても大切なことです。しかしながら、近代において私達は、主に銅、ヒ素、クロムに代表される重金属の木材保存剤を世界中で使用してまいりました。近年その毒性が指摘され、日本では、1996年の水質汚濁防止法の影響でその使用は激減してまいりましたが、今度は今後100年以上にわたる、その廃材処理が問題となってきています。又、アメリカでは、子供の木製遊具からのヒ素暴露や、廃材のマルチリサイクル製品の土壌から地下水汚染も報告されていますが、未だ世界では使用されている国が多くあるのが現状です。そのような中で、私のパートナーであり、熊野で太極拳と気功をを教えていたカナダ人が、カナダで100坪のドームを自分でDIYにて建てることを始め、全て環境にやさしい建材を厳選して探している中で、このウッドロングエコを作っているファミリーと出会いました。又、ドームの建築他で実際に自分で製品を使ってみて、生態系に負荷を与えない良いものだということが解りました。このファミリーは、スウエーデンから、カナダへ移住してきた、きこりのファミリーで、先祖からの伝統的な木材保護液を、カナダのログハウスの修復家の要請により、「ウッドロングエコ」として復活させたものです。この製品は、植物、鉱物、ハーブ等の天然物がベースの塗料ですので、土壌汚染、水質汚染がありません。子供たちが触れる所や、園芸用の木材等に使用しても、安全ですので、環境にやさしく、本製品を使用する事で、ひいては森を守る、水を守る、土を守ることお手伝いをさせて頂く事ができればと願い、日本への輸入を始めました。地球の環境にとっては、小さなことかもしれませんが、私たちは、まず一人一人の個人の身近なことから、そしてできることから、始める事が大切と考え、本製品のご案内を申し上げることに致しました。
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